落ちぶれブログ

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2011年 08月 18日

夏の男旅

春に続いての第二弾、ラッチー・ボン・自分の三人で夏の男旅。
今回は長野の阿寺渓谷に「未知の涙」なる課題を探しに行ったが、やっとの思いで見つけた岩はビショビショで上の苔からとめどなく水が滴り落ちてくる(T_T)
この中に普段の行いが悪いヤツがいるに違いない!(※後日、ボンであることが判明)
拭いてどーこーできるレベルではなかったので諦めて南木曽に転進。
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南木曽と言えば看板課題「便器」なので、まずは二人にトライしてもらう。
バランスと乗込みでこなす課題を力で解決するボン↓背中に浮き出る筋が彼の足使いのレベルを物語る
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苦戦するラッチーと自分が登れたら上でチャチャ入れるボン↓
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後はチョロチョロとその辺で遊んでたら雨降ってきて終了。
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車戻ったら雨やんだけど、もうそのまま撤収。
不完全燃焼のまま帰阪。。。
明日から二日間セットで大変だというラッチーに課題作らせてボンいじめて全員グッタリして長い一日終了。
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by ochibure | 2011-08-18 13:52 | 甲信越
2011年 08月 13日

お盆ミニ山行その②

朝10時、多くの人で賑わうキャンプ場を場違いな格好で横切って河原へと降り立つ。
本日は板取川支流・川浦谷を遡行する。ここは泳ぎと核心のゴルジュ登攀が有名な沢のようだが、正直ちょっと不安。
もし何かあったらすぐに引き返すつもりで遡行スタート。
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キャンプ場すぐの吊橋からいきなりの泳ぎ。それも結構な距離。
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途中からみっちゃんが全く進まなくなってきたので、長い距離は一人が泳いで後続をロープで引っ張る作戦に変更。
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この後すぐになかなかに厳しいへつりポイントを通過したが、女性二人にはギリギリで既に半泣き。
「上の廊下の水圧はこんなもんじゃないぞ!」と何の励ましにもならないゲキを飛ばすが本当に泣きたいのはこっちだ。
渓相といい、この水圧といい、どうやら今日は命からがら系に入ってしまったようだ。
これで水量少な目なのか~。
「ダメなら流されて下ってきたらいいや」という甘い考えでいたが、ちょっと気持ちを切り替えないと笑えない事になりそう。

その後、すぐに右から地獄の入口「海ノ溝」が出合う。来年沢部に強力な面子が入部してくれればここにも来てみたいような、来たくないような、まぁ今日は入口を眺めるだけですぐに左の岩棚に上がる。
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その先は本日のハイライト(自分的に)、爆水渦巻く1.5m滝が行く手を阻む。
おい、マジか~。こんなん落ちたら巻きこまれて死んでまうやん!
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(帰ってから記録を調べたら、子供が普通に滝の右側を登っている写真がありビックリした!カヤックなどの人達からしたらあの程度は何ということもないのか?!)

ここは取り敢えず左壁をクライムダウンして滝身に寄るルートを取るが、途中の大きな棚からの一歩が少し遠くて躊躇がはいる。
とてもザックを担いだままでは自信がないので、一旦岩棚に上がって仕切りなおす。
しかし、ここを無事通過できたとしても、この先通過不可能な箇所が出てきたらどうする?
この滝を流れ下れるのか?
もし引き返すならここだろう。
ここを越えたら戻るという選択肢はないと思った方が良い(その時点ではそう思った)
ウダウダ考えていたが、みっちゃんがいけるかもしれないということなので彼女にトップを託す。
万が一落ちて巻き込まれたらどこに引き上げるか、事故が起こったら誰がどうするかを打ち合わせしてロープを握って岩棚に立つ。
こちらからでは彼女の動きは見えないがスルスル~とロープが出たかと思うとあっという間にクライムダウンをして滝横まで到達していた。
彼女は「難しくないが落ちたらヤバイ所」の登攀はやたら強いのだ!
どうやら問題の遠い一歩はクライムダウンではなく尻餅状態から足を伸ばして降りたという。
あんな状況で万が一バランスを崩したら対処のしようが無いムーブで切り抜けるとはどうかしてるぜ!まぁ足が長いってこともあるけど。
自分はとても同じムーブは無理なので、遠い右手のホールドを保持してクライムダウン。心臓に悪い!
ザックを渡して三人目の嫁も無事降りてきた。

すぐに滝上の水流を横切ってとりあえず安全な岩の上に集合。
ここからいよいよ50m・70mと続くこの谷の核心ゴルジュ。
見事な廊下が続いている。
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ジャンケンで負けたけど「怖いから無理!」と断って無理矢理みっちゃんに泳がすことにした。
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「く」の字に屈曲する50m瀞は3回に分けて泳ぎ渡る。
自分は常に最後尾でザックと共に引っ張ってもらったのでだいぶ楽。

両岸は更に狭まり、いよいよこの谷最大の見せ場70m直線ゴルジュ。
ここもみっちゃんにトップを行ってもらう。
最初は右壁をトラバースする予定だったが、途中で行き詰まり水中にドボン。
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流れは緩そうなので泳ぎで進んで、適当なところで這い上がるかと見ていたがまるで鯉のぼりのように水流にサラサラ~と両足を流されたまま一向に進んでいない。
壁がツルツルで手掛かりがない上、泳いでも全然進まないとのことで結局力尽きて入口まで戻ってきた。

ここは「難しいけど落ちても無事」な箇所のようなので自分とトップ交代。
最初から右壁をトラバースするつもりでスタートするが、一段高い箇所から降りる所が猛烈に悪い。
岩が全てヌルヌルで全くフリクションが無い!
たまたましっかり効いた残置ハーケンがあったので千切れたスリングをガッツリ掴んで一段下へ降り立つ。
ここからはヌメリがマシになったので中間くらいまでトラバースして後続とザックを引き寄せる。
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面積的に二人が限界の場所なので、一人呼び寄せてその間に自分は先にロープを延ばす。
中間点に一ヶ所水中から上がれそうな場所があったので、もし落ちたらここから上がるように指示して先に進む。(その後、嫁が落ちたが指示通りそこから這い上がった)
ここからはガバスローパーのリップが手掛かりになるので安定したバンドまで一気に進む。
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ようやく核心を抜けたっぽい。しかし、ここは水面から少し高いところにあるので後続が落ちたらどうしようもない。
最後のピッチは全員が落ちずに来ないと、また最初からやり直しの可能性がある。
危ない場面もあったが、ロープで引き上げたり、ホールドとムーブを指示して何とか全員が落ちずにバンドまで集結。
あー疲れた。
最後は岩棚から一旦クライムダウンして滝の側壁を登り直して安全圏へ。
これで本当に終わり。
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核心だけで2時間かかった。喉カラカラ。
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核心は終わったが、この後まだ100m級の泳ぎも出てくるみたいなので先は長い。
頭上高くに架かった橋からは観光客が物珍しそうに眺めている。
ふと見ると、橋の袂のルンゼを詰めたら橋まで上がれそうに見える。
一旦下界が見えるといつもの帰りたい病が・・・
この帰巣本能半端ない!
どうやら三人共気持ちが通じ合ったみたいなので、詰め上がる方向でルンゼを登る。
いや、正直刺激強すぎた!
川浦谷ゴルジュは充分に堪能したからもう満腹。
無事ルンゼを詰めて橋に出た時は普通に嬉しかった。
しかし、昨日の柿其谷の素敵な記憶が全部飛んでしまったやないかい!

橋から覗き込んだゴルジュ↓
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よくこんなところ来たもんだ。
キャンプ場から僅か数百メートルの中にこんな厳しい世界が広がっているとは・・・

でも核心のゴルジュは一回通過して分かってしまえば、次回からは楽に突破できるだろう。
次回は1.5m滝の登攀と上部の遡行も含めて西ヶ洞まで行こうと誓い合ってキャンプ場へと戻る。
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人で溢れるキャンプ場と先ほどのゴルジュの悲壮感とのギャップに違和感を感じながら水着ギャルをちらちらチラ見~して車に戻る。
これにて今年のミニ山行終了。
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by ochibure | 2011-08-13 00:31 | 東海
2011年 08月 12日

お盆ミニ山行その①

今年のお盆は、黒部「上の廊下」に行く予定だったが、室堂山荘に電話したところ「通常膝くらいの水量が腰まである」「この一週間現地は毎日雨が降っている」ということで、急遽出発当日に中止にした。
元々自分達の準備不足や、メンバーの休みの問題もあって予備日もないギリギリの日程だったのでその判断は間違っていなかったとは思う。
上の廊下は水量が全てなので、充分なトレーニングはもとより、天候やその年の積雪量・気温など自然条件に左右される部分が大きい。
仕切りなおしてまた来年のチャンスに賭けるとしよう!

さて、このまま全ての予定をキャンセルするのは寂しいので、上の廊下のトレーニングとして予定していた沢に転進することにした。
ザックの荷物を縮小してまずは長野県の柿其渓谷を目指す。

中津川ICを降り、南木曽の風景を楽しみながら集落を抜け、柿其渓谷の石看板前の駐車場に車を止めて入渓準備。
気温も高く、天気も良いので絶好の沢日和!
準備しているだけで汗噴出してきた。
そのまま駐車場下から入渓。
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黒淵なる所で一泳ぎ
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すぐに下流部最大の牛ヶ滝に到着。
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ここは滝の左の凹角も登れるらしいが、自分達は右の岩場から強引に腐った滝見展望台の下に登り出る。日本の渓谷98/99の遡行図通り、滝見遊歩道からそれらしい巻き道に入って牛ヶ滝上へとトラバース。途中みっちゃんがギャーギャー騒いでいるので何かと思ったら蜂に2ヶ所刺されたとのこと。
たぶん巻き道上に地蜂の巣があるようだが、みっちゃんの貴重な犠牲のお陰で後続二人は蜂にやられず無事滝上へと出ることが出来た。
明るく白い花崗岩にエメラルドグリーンの綺麗な流れが広がる滝上はまさに桃源郷。ここでまたまた一泳ぎ。
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折角なのでその先の小滝も泳ぎ&ボルダーを楽しむ。
ここはフリーでは無理だったのでハンマーのピックを引っ掛けてヒールフックで乗っ越し。
結構むずいやん!
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今回はライフジャケットも投入したので積極的に水に浸かりながら進む。
そして防水デジカメも購入したので積極的に写真も撮りまくる。
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で今回一番苦労したポイントに到着。
高さは2~3m程なのに何もないつるつるの岩。フリーは勿論無理。エイドも無理。
仕方ないので水に浸かりながらショルダー&尻プッシュで必死のマントリング。
セカンドはショルダー&スリング吊り上げ。
最後はアブミ&ロープ吊り上げで一本釣り。
三人のチームワークのお陰ということで。
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たぶんこの辺りが「ねじだる」なる所なのだろう。淵や滝が連続する。
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ここを越えると右岸に素敵なボルダーを発見。まぁここまでマット担いで来れたらの話ですけど。。。
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しばらくは開けた河原のゴーロ歩きが続くがもう充分満足&お腹一杯。
いや~本当良い沢だわ。
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右岸高くに林道のガードレールが見え出したところで霧ヶ滝に到着。
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ここは登攀の記録もあるがパッと見とても登れそうな代物ではなかった。
自分達は勿論巻き上がる。
下からは分からなかったが、少し戻ったガレ場から樹林帯の尾根上に滝見展望台があり、簡単に林道に上がる事が出来た。
近くに林道が走っていたりすると「目障りな人工物が沢の景観を損ねている」と怒る方もいるが、ビビリの自分はこんな近くにエスケープ出来る道があるなんて最高!って思ってしまう。
林道に上がるといつもの帰りたい病が発症。
三人ともはしゃぎすぎたのか結構足にキテいるようなので満場一致で下山決定。よくぞこんな足腰で黒部へ行こうなんて思っていたものだ。
霧ヶ滝から上は次回のお楽しみにとっておくことにした。

駐車場まで戻るとビックリ。朝とは別世界。
多くの家族連れやカップル、胸元ざっくり巨乳ギャルがウ~ロウ~ロしてるではないか!
河原では犬が浮き輪に乗せられ流されている。
場違いな装備をそそくさと脱いで移動。

翌日の為に岐阜の板取キャンプ場へと移動。
どうやらここはオートキャンプ場でキャビンしかない(テントは張れない)ようだが、半額で良いとのことだったので泊まることにした。
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疲れていた為20時には就寝。
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by ochibure | 2011-08-12 22:27 | 甲信越