2011年 06月 04日
山口リハーサル大会(ボルダーの方ね)に参加してきました。 パートナーは最近めっきり歯が立たなくなった感のあるリクボン。 まぁ、今回はチーム戦なのでリクボン神輿に乗っかって決勝に連れて行ってもらおうという他力本願作戦。 リクボン頼りなので何の節制もトレーニングもせず緊張感0で現地入り。 代わりにリクボンには「今回のコンペは全て君にかかっているからね!」とプレッシャーをかけておく。 最近体重を落としたリクボンは、更にそこから2kg落として当日を迎えるというなかなかの仕上がり具合。期待が持てそう。 どこでも寝るボン このふてぶてしさも今日は頼もしく見えるから不思議↑ 男子は18チームが参加し、その内8チームが決勝Round1へ、そこから更に4チームが決勝Round2へ進めるらしい。 一緒に参加する少年男子のシオン君&ナギスケのチーム「ベストモヤシ」にも決勝に残って欲しいけど、さてどうなるやら? 今回何としても最終Roundに進みたい我々は、自分が全て先行してトライ→ホールドやムーブの情報をボンに伝える→ボンが確実に一撃するという作戦で臨むことにした。 これは国体でよく見られる、強い選手が先行して弱い選手に情報を与えるというパターンに似ているがそうではない。 老い先短い中年がムーブを探り、勢いのある若者が一撃して気持ちよくなる。 チームとしてはポイントゲッターの無駄なアテンプト数が減り、ボンは個人成績上位に食い込んでご機嫌になる、そしてその尻馬に乗っかって自分も決勝に進めるというみんなが得するシステムなのだ。 何にしてもこの作戦の肝はチームのポイントゲッターであるボンをいかに気持ちよくさせるかである。 ムラっ気のある若者の集中力を切らさずご機嫌で仕事させてこそこの作戦は活きてくるのだ。 社会の荒波に揉まれ愛想笑いと口先一つで幾多の困難を乗り越えてきた中間管理職社会人クライマーが編み出した匠の技であるといえよう。 おっと、話が逸れてしまったがとりあえずそんな感じで予選スタート。 第一課題 ウエルカムの匂いがまったく漂ってこない。 ゴール手前の黄色スローパーでぬめり落ちするかゴールで振られ落ちのどちらかと思ったが何とか一撃。 ボンも一撃。 第二課題 カンテのオレンジホールドから紫のデカイホールド(B2)が取れない。 何度もトライするが結局ダメ。 ボンはリーチ 第三課題 茶色のVOLXホールド取りがヒヤっとしたけど、無事一撃。 下部からオブザベがことごとく外れて危なかった。 ボン勿論一撃。 第四課題 四課題の中で最も良心的な課題。 二人とも一撃。 チームとしては7完7撃という結果で2位で決勝Round1へ進むことができた。 ボンに至っては唯一のオール一撃で単独トップ。(非常に気持ち良くなっていた) 5完が決勝ラインだったけどベストモヤシは4完で残念ながら予選敗退。 シオン君が4完してるのでナギスケが1完でもしていれば決勝行けていただけに本当に残念。でもそれが国体ルール。 今後の課題はやはりナギスケがどこまで底上げ出来るかにかかっている。という訳で引き続きスパルタ指導を続けることにしよう。 シオン君に関してはもう何も教えることはない!というかこっちが教えて欲しい。 個人的には少年チームに負けたら坊主にして帰るという公約を掲げていただけに少しホッとしたというのが本音だけど。
by ochibure
| 2011-06-04 18:57
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